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先日、「家族と認知症」をテーマにしたセミナーに参加してきました。特にアルツハイマー病に焦点を当てた内容で、私自身も高齢の家族がいるため、認知症の予防について考える良い機会となりました。そこで学んだ、[アルツハイマー病の予防に役立つ6つのポイント]を今回はシェアしたいと思います。
1.質の良い睡眠を6~7時間は確保
良い睡眠をとることは、アルツハイマー病予防に非常に重要です。睡眠中に、脳に蓄積されたアミロイドβという物質が除去されると言われています。このアミロイドβは、アルツハイマー病の発症因子で、質の良い睡眠を取ることで脳をきれいに保つことができるのです。
ただし、寝すぎは逆効果です。6~7時間という適切な睡眠時間を確保することを心がけましょう。
2.歯周病予防
歯周病とアルツハイマー病の関係はご存じでしょうか?最近の研究では、歯周病菌によって、脳に蓄積されるアミロイドβが10倍にも増えることが明らかになっています。
定期的に歯のケアを行い、口腔内を健康に保つことが、実は脳を守ることにつながるんです。
3.難聴対策
年齢を重ねると、耳が聞こえづらくなることがありますが、これは認知症にも影響することがわかっています。難聴になると、注意力の低下や社会との交流の減少が起こりやすくなり、それが脳への刺激不足を招きます。
4.バランスの良い食事
食事は健康の基本ですが、アルツハイマー病予防にも食事が大切です。セミナーでは、日本食や緑茶などが脳に良い影響を与えると紹介されました。
具体的な「これを食べれば認知症予防!」というものはありませんが、バランスの良い食事を心がけることが、長い目で見たときに効果的な予防策となります。
5.適度な運動
運動が健康に良い影響を与えるということは、みなさんもよくご存じだと思います。特に、有酸素運動が効果的だと言われており、仲間と一緒に運動することで社会との交流も促進され、一石二鳥です。
ただし、慣れない運動はケガの原因にもなりますので、無理のない範囲で行うことが大切です。
6.孤独に注意
孤独感は、脳に大きなストレスを与え、認知症のリスクを高めると言われています。「一人で過ごすこと」と「孤独を感じること」は違いますので、人とのつながりを意識的に作ることが重要です。
もし一人暮らしだったら。例えば、ペットを飼うことや、趣味の仲間と交流するなど、心のつながりを持つことが大切です。
まとめ
今回のセミナーで学んだ内容は、特にアルツハイマー病に関するものが多くありましたが、これらのポイントはすべて、家族や自分自身の将来の健康に役立つものです。
歯周病予防や難聴対策、適度な運動など、今からでも始められる予防策を取り入れて、認知症リスクを減らしていきましょう!みなさんのご家族にも、ぜひこの情報をシェアしていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪