新着情報一覧

ファゴット吹きが初めて「幻想交響曲」を聴いてみた話

横浜で、 【楽器奏者専門ケアコース】がある
マッサージ・はり・きゅう治療SHOKOの 
院長(ファゴット吹き)のブログへようこそ!

 

最近、仕事関係で知り合った方と雑談していた時のこと。
「ファゴットを吹いているんです」とお話ししたら、
「あ!ベルリオーズの幻想交響曲、ファゴットのパートがすごく好きなんです!」と即答されて、ちょっとびっくり。
(たいてい、「ごめんなさい、楽器詳しくないんで…」と言われてしまう)

クラシックや楽器に詳しい方なのかな、と思って話を聞いてみたら、そうでもないとのこと。それなのに曲名を即座に言われたので、油断ならないな…と、なんだか感心してしまいました。

実は、私自身この曲をちゃんと聴いたことがなかったんです。名前は知っていましたが、どんな曲なのかはよく知らず…。これは聴いてみなければ!と思い、さっそくYouTubeで探して聴いてみました。

正直な最初の感想は、「こんなん難しすぎてできるか!」

とにかくファゴットの出番が多いし、技巧的だし、音域も広いし…。これを完璧に吹けるようになるには、相当な練習が必要だなぁと、遠い目(耳)をしながら聴いていました。いつかは挑戦してみたいけれど、現時点では無理。。。

でも興味をそそられたので、色々と調べてみました!
ここから先はお詳しい方は「もう知っているよ!」ということばかりかもしれませんが、ご容赦くださいませ。

 

作曲家:エクトル・ベルリオーズってどんな人?

フランスの作曲家エクトル・ベルリオーズ(1803-1869)は19世紀の前半から中頃にかけて活躍したロマン派の作曲家で、彼の人生もなかなかにドラマチックなんです。

もともとは医者を目指していたのですが、それを途中でやめて、親の反対を押し切ってパリ音楽院に入学しました。そのせいで、家からの仕送りも止められ、かなり貧しい生活を送っていたそうです。

そんな彼の人生を大きく変えたのが、オデオン座で観たシェイクスピア劇団の公演でした。彼は、オフェリア役を演じていたハリエット・スミッソンという女優に熱烈に惹かれ、毎日彼女に求婚の手紙を送り続けた…という、なんとも情熱的なエピソードが残っています。そして、この熱烈な恋が、後に「幻想交響曲」を生み出すきっかけになったと言われています。
恋のパワーって、すごい。

 

幻想交響曲は、とにかく規格外!

幻想交響曲が作曲されたのは1830年。なんと、ベルリオーズが26歳の時です。
全部で5つの楽章で構成されていて、演奏時間はだいたい50分くらいです。

  • 第1楽章:夢、情熱
  • 第2楽章:舞踏会
  • 第3楽章:野の風景
  • 第4楽章:断頭台への行進
  • 第5楽章:ワルプルギスの夜の夢(魔女の夜宴の夢)

そして、この曲には「失恋の絶望からアヘンを吸った芸術家が見る幻想」という、なんとも衝撃的な物語が設定されているんです。
まさかベルリオーズ、自分のことじゃないでしょうね…!

また、当時のクラシック音楽としてはありえないくらい、革新的な楽器編成が使われています。ハープや鐘、ピストンコルネット、そして今ではほとんど使われないオフィクレイド(ファゴットに似た形ですが金管)など、普通では考えられない楽器が使われています。そして何よりも、ファゴットが4本も使われているんですよ!これは、オーケストラの中ではかなり珍しい編成なんです。

 

初めて聴いた私の感想

まだ数回軽く聴いただけなので、曲全体の深い感想はこれからじっくり聴き込んでいきたいところです。ただ、ファゴット吹きとして驚いたのは、やはりファゴットの出番の多さと存在感。
こんなにも重要な役割を任せられている曲だったんだなぁ、と改めて感心しました。そして、あの速いパッセージをこなすファゴット奏者さん、本当にすごいですね!

私もいつか、この曲を演奏できる日が来るように、日々の練習を頑張りたいと思います。その前に、まずは楽譜を眺めてみようかな…。

 

その前に、幻想交響曲だけでなくもっと有名どころの曲を聴かねばなぁ、と思いました。
(自分が演奏する曲ばかり聴いてまして…)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

PAGE TOP