横浜で、【楽器奏者専門ケアコース】がある マッサージ・はり・きゅう治療SHOKOの 院長(ファゴット吹き)のブログへようこそ!
「なんだか疲れたな」「しんどいな」
日々の生活の中で、そう感じることは誰にでもあることだと思います。心や身体が発するこうした「疲労のサイン」を感じたら、まずは無理をせず休むことが大切。
でも、実はこの「疲労」という大きなサインの前に、もっと小さな合図を身体が出していることがあるのをご存知でしょうか?
私は、この小さな合図を「サインofサイン」と呼んでいます。
これは、東洋医学でいう「未病(みびょう)」、
つまり病気になる前の、なんとなく不調な状態に近い考え方です。
小さな変化に気づき、早めに対処することで、大きな不調を未然に防ぐことができるのです。
あなたの「サインofサイン」は何ですか?
「サインofサイン」は人によってさまざまです。
例えば、私の場合は「左のかかとに鈍い痛みを感じる」のが、身体が疲れ始めているサイン。
また「両腕が脱力してだるくなる」のは、食事からのエネルギーが足りていないサインです。
これらの小さなサインに気づいたら、セルフケアのタイミング!
かかとが痛いときはお灸をして早めに寝るようにしたり、腕がだるいときは、アメをなめて糖分を補給するようにしています。
他にも、こういったサインを感じる方もいたりしました。
・「ある特定の手の指がピクピクする」のが、疲れが来る前兆
特に指先を酷使する楽器奏者の方だったので、指の小さな変化に気づけたのかもしれません。
セルフケアだけでは追いつかないとき
「サインofサイン」に気づき、早めに休んだり、食事を見直したりすることはとても大切です。
でも、セルフケアや、休息を心がけてもなかなか改善しない、あるいは同じサインが繰り返し現れてしまう…
そんな場合は、もしかしたら身体の根本的なバランスが崩れているのかも。
それは例えてみたら、まるでコップに少しずつ水が溜まり、あふれてしまうような状態。
疲労やストレスが積み重なって、自力で対処できるキャパシティを超えてしまったのかもしれません。
鍼灸施術で身体の「未病」を整える
鍼灸は、この「未病」の段階でアプローチすることを最も得意としています。
東洋医学では、肩こりや頭重感、慢性的な疲労、眠りの質の低下といった「サインofサイン」を、単なる症状としてではなく、身体のエネルギーの巡りやバランスが崩れているサインとして捉えます。
鍼やお灸を使って、あなた特有の不調の根本原因に働きかけ、自己治癒力を高めることで、未病の状態を整えていきます。そうすることで、日々の小さな不調が改善し、大きな病気につながるリスクを減らすことにもつながります。
「サインofサイン」に気づくことは、自分自身の身体と向き合う第一歩です。日ごろから、小さな不調を見逃さず、早めにケアをしていくことで、心も身体も健やかな状態を保つことができます。
あなたの「サインofサイン」はなんですか?
もし、「自分の不調がどこから来ているのか分からない」「セルフケアだけでは限界を感じる」という場合は、お気軽にSHOKOご相談くださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。