横浜で、 【楽器奏者専門ケアコース】がある マッサージ・はり・きゅう治療SHOKOの 院長(ファゴット吹き)のブログへようこそ!
もしかして、背中の強張りを感じていませんか?
最近、「背中が強張っていて、なんだか辛いんです」というお悩みをよく耳にします
。以前は、デスクワークで長時間パソコンに向かっている方に多かったのですが、最近はそれに加えて、エアコンの冷えが原因になっている方が増えているんです。
夏の暑さを考えると、エアコンは命を守るために欠かせないものですよね。ただ、どうしても身体には負担がかかってしまいます。冷房の効いた部屋に長時間いると、知らず知らずのうちに体が冷えて、血行が悪くなり、背中の筋肉が硬く強張ってしまうんです。
実は私も、オーケストラの座奏(椅子に座って演奏すること)が長時間続くと、背中が硬くなることがあります。特に、ファゴットは少し前のめりになるような姿勢で吹くことが多いので、背中や腰に負担がかかりやすいんです。これは楽器奏者に限ったことではなく、多くの方が経験することなのではないでしょうか。
(もちろん、私の演奏姿勢に問題があるということでしょうが…それはちょっと置いておいて)
背中の張りをとるツボ「委中(いちゅう)」
そんな背中の強張りに、ぜひ試していただきたいツボがあります。その名も「委中(いちゅう)」。
このツボは、膝の裏にあります。膝を軽く曲げた時にできる横じわのちょうど中央にあるくぼみを探してみてください。そこが「委中」です。
鍼灸の世界では、「委中」は背中の張りをとるツボとして有名なんです。背中の痛みが辛い患者さんには、私もよくこのツボを使います。遠く離れた足のツボで、背中がほぐれるなんて不思議ですよね。でも、これが本当に効果的なんです。
委中を揉んでみましょう!セルフケア方法
委中の効果を実感していただくために、ご自宅で簡単にできるマッサージ方法をご紹介します。
- 膝を軽く曲げて、委中の位置を確認します。
- 両手の親指以外の指の腹を、委中に当てます。
- 指先でグリグリと押すのではなく、大きく縦に輪を描くように、優しく揉みほぐします。
ポイントは、気持ちいいと感じるくらいの強さで行うこと。やりすぎるとかえって筋肉を傷めてしまうので、無理は禁物です。「気持ちいい」か「痛気持ちいい」と感じるところで止めてくださいね。
委中は背中だけじゃない!意外な効能
この「委中」というツボ、実は背中の強張りだけでなく、他にもたくさんの効能があります。
- 腰痛
- 膝の裏側の痛み
- 坐骨神経痛
- 便秘、腹痛、吐き気など
「足のツボなのに、なんでそんなに効くの?」と不思議に思われるかもしれませんが、鍼灸の考え方では、全身が経絡(気の通り道)でつながっていると考えられています。そのため、足のツボが背中やお腹の不調にも影響を与えることがあるんです。
最後に
夏の冷房による冷えは、演奏家にとってもデスクワーカーにとっても、背中の張りの大きな原因になります。
ご自身の身体と向き合う時間を少しでも作って、日々のケアをしてみてはいかがでしょうか。今回ご紹介した「委中」のマッサージを日常に取り入れて、心身ともに健康で、毎日をより充実したものにしてくださいね。
これからも、演奏や日常生活の不調を整えるツボやケア法をブログでご紹介していきますので、ぜひまた見に来てください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!